ジャンボタニシが少なくなった…。

今年はジャンボタニシが少ないと昨日書きました。
そしたら、私たちを応援してくださっている川西町の農家の方も同じ意見でした。アカミミガメが田んぼに入って、時にはイネを倒してしまって困るけど、どうもジャンボタニシを食べているようだということでした。
今日、行ってきました。見つかるのはすべてヒメタニシでした。殻の硬さが関係あるのでしょうか?ジャンボタニシを選択的に食べているとなると…。ただ、アカミミガメも外来種ですし、学校で飼育してとなると、いろいろたいへんなことになってしまいます。
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ところで、ジャンボタニシと在来のタニシとの関係ですが、確認しなければならないことがあります。ジャンボタニシの稚貝は、エサが少なくなると、親の殻をかじっているようです。この時、一緒にいたヒメタニシ、モノアラガイも殻がぼろぼろになっていました。今年は、生態系、特に競合関係にある在来のタニシ類への直接的な影響を調べなければなりません。
 
橿原市昆虫館にて、ジャンボタニシ水槽の前でジャンボタニシの捕獲用の高誘引餌と牛乳パック捕獲用簡易ワナを展示しています。一度ご覧ください。